4月8日、市内のお寺では、お釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」の法会が行われます。極楽寺では毎年4月7〜9日の3日間、ご本尊の釈迦如来立像にお目にかかることができます。8日には、開山した僧・忍性の墓(忍性塔:3mを超える五輪の塔)も特別拝観できます。極楽寺は写真撮影禁止のなので気をつけて。
「1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府」。そんなふうに年号をおぼえた子供のことを思い出すなあ。旧暦1月13日に53歳でなくなったと言われている源賴朝。その頼朝さんをしのんで毎年4月13日、お墓の前で供養が行われています。白旗神社脇の階段を登った先にお墓が。下を見下ろすとそこが頼朝さんの住んでいた場所なんですね。約800年前に思いを馳せて合掌。
吉野山みねの白雪ふみわけて
入りにし人のあとぞ恋しき
しづやしづしづのをだまき繰りかへし
昔を今になすよしもがな
〈吉野の山中で別れ、雪の中を奥州に下って行ったあの方の後ろ姿が恋しくてならない。静、静と繰り返し私の名を呼んでくれたあの方の時めく世に、今一度会いたいものよ〉頼朝の前で、愛する義経を思いながら毅然と舞う静御前。そのとき彼女は義経の子を身籠っていたのでした。静の舞は、毎年4月第2日曜日に鶴岡八幡宮の舞殿で奉納されます。
ご存知、「やぶさめ」です!もともとは「矢馳せ馬(やばせうま)」といわれていたらしいよ。「馬に乗って鏑矢(かぶらや)を射流す」ということから「流鏑馬」と。源頼朝が八幡宮に奉納したのが始まりらしい。4月の流鏑馬は武田流の人たちによるもの。ちょっとした競技会(トーナメント)のような感じにもなっているのでそちらも注目。