「日本最初の海水浴場は?」「鎌倉!」と言いたいところですが、大磯海水浴場が正解です。 日本一早い小笠原諸島・父島と母島の海開き(元旦!)に遅れること半年、鎌倉の腰越、由比ガ浜、材木座の3海水浴場が海開きします。 朝早くボンボンと上がる花火。 由比ガ浜では、海の安全を祈願する鶴岡八幡宮による神事が行われます。 そして8月末までの2ヶ月間、鎌倉の海は華やかに賑わいます。
一年に一度、彦星と織姫が出会える日。 でも梅雨明け前のこの時季は、なかなか星が見えないんですよね。 七夕まつりの期間中、鎌倉の街は華やぎます。 鶴岡八幡宮では、神職による雅楽が奉納され、本殿や舞殿には吹き流しなどの色鮮やかな七夕飾りが掲げられ、7日には「七夕祭」も行われます。 思いが叶うよう、梶の葉を模した色紙や絵馬に願い事を書いてお納めし、ご神前に奉納していただきましょう!
建長寺は鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派の大本山という格式の高いお寺です。 「吾妻観」には建長3(1251)年に築造が始まり、同5年頃に完成したと記されています。 開山は蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)、宋からきた高僧で、北条時頼が開山に招き、日本で最初の禅師号「大覚禅師」を得た人です。 開山忌はそのご命日の大法要。 仏殿に安置されている大覚禅師の坐像が、参詣者が見守るなか、興に乗せられて法堂に遷され、翌日、再び仏殿に納められます。 多くの僧侶が一同に会して行われる荘厳な法要です。
鎌倉の花火大会といえばなんといっても”水中花火”。 花火師が点火→水面に投げ込む→移動しながら(逃げながら?)次の花火に点火して投げ込む、すると海面から扇状に広がる花火がドーン! 打ち上げ数は約2,500発と若干少なめながら、人気があるのはこの水中花火のおかげでしょう。 尺玉やスターマインなどの花火も迫力満点。途中に水中花火を何回かはさみながらプログラムは進んでいきます。 ラストは水中花火とスターマインの競演! 思わず歓声があがります。